サンティアゴの道

1ヶ月歩き続けたサンティアゴ・デ・コンポステーラの道について

このブログを初めてもうすぐ2ヶ月ほど経ちます。
自分のことを書くのはなんかこしょばくてまだまだ慣れないですが

今日は、お酒の力も借りていい感じになっているので🍺

今まで訪れた旅の中でも特に思い出に残っている、サンティアゴ・デ・コンポステーラについて、書いてみようかな~と思います*

サンティアゴ・デ・コンポステーラってなに?

サンティアゴ・デ・コンポステーラというのは、簡単に言うと日本の四国お遍路さんのスペインバージョン。かなぁ…?

スペインの北のほうにある長~い長~い800kmにも及ぶ巡礼路のことを指します。

その道を、ちょっとづつ小刻みに巡る人や、1ヶ月以上かけてぜんぶ一気に巡る人。
バスや自転車を使う人、歩いて渡る人。 色んなスタイルで巡礼します。

そんな巡礼路を、わたしは1ヶ月ちょっとの期間をかけて歩いて渡りました。

その1ヶ月間が本当に素晴らしかったので、知らない人にぜひシェアしたいな~と思って
今日はブログを書きます。

サンティアゴ・デ・コンポステーラを知ったきっかけは、caravanの「サンティアゴの道」

唐突ですが、わたし、caravanがだいすきです。アーティストの。ご存知ですか~?
旅をテーマにした曲が多いですよね*

18歳の時にオーストラリアで今の旦那さんに出会って、その時に現地でcaravanの音楽を教えてもらいました。

「調子はどうだい友よ 愛すべきろくでなしよ~」
のtrippin life がその頃めっちゃ流行っていて、それから毎日毎日2人でヘビロテですよ~

それからずーっと好きで、ライブにもしばしば。
そんなcaravanが4.5年ほど前に出した、「サンティアゴの道」という曲があるのですが、

これは、サンティアゴ・デ・コンポステーラについての曲なんだそうで、

この曲を聞いたことがきっかけで、私はサンティアゴ・デ・コンポステーラの存在を知ることができました。

 

ちょっとだけ暗い話になっちゃうのですが、
この曲がリリースされた年、わたしが24歳のとき、母親が癌で他界しました。

最後は家で数ヶ月看病をしていたんですが、お医者さんからはもうあとこれくらいだから覚悟していてね。 と話されていました。

その頃、とにかく毎日毎日怖かったんですよね~

 

でも、その時にこの曲を聞いて、なんかちょっと楽になったんです。
「こんな場所あるんや~」「なんかあった時はここに行ってみよう~」って。

ちょっと現実逃避できてたのかもしれません🌿

 

それから、母親が亡くなってから2ヶ月後の9月に、スペインに渡りました。
あ、正確にはまずはフランスですね~
フランスで数日過ごしてから、巡礼路の最初に待ち構えているピレネー山脈を超えるため、フランスの田舎町「サンジャンピエドポー」に入りました。

(↑ピレネー山脈)

サンジャンピエドポーはおとぎ話に出てくるようなちっちゃいちっちゃい街で、巡礼者がみんなここに集結し、スタートを待ちます。

実際にこの街に着くまで、一体この巡礼路がどんなものなのか、全く想像もつかないままだったので、「1ヶ月間1人で孤独に歩き続ける」そんな過酷なものだと思っていました^^;

ですが実際は、このスタートの街で最初の晩餐を過ごす仲間が、それからの1ヶ月で深~い関係になっていくことになるのです…。この仲間がすっごく支えになりました*

 

っと今日はこのへんで…
眠たくなってきた… 続きはまたボチボチ書いていきます… 🌿

おやすみなさい~~~~~~