とろとろ史上初めて、6泊という長期泊をしてくれたのは
スイスからきたセルジョさん60歳。(6泊を長期泊とは呼ばないか。笑)
地下のプライベートルームで寝泊まりしてくれました。
初日から一緒に晩御飯を食べよ~ってなって。すぐ打ち解けて。
3泊目・4泊目も一緒にごはん食べて~
自分の父親と同世代なので、なんかいろいろ相談にも乗ってくれたり…^^
あ~なんか別れがさみしいな~
と思っていた5泊目の夜。
「ファヘに言っておきたいことがあるよ」と言ってこられました。
「え、なにかな」
「実は3日目の夜くらいまでは全然寝れなかったんだ」
と…
「Why !????」
「部屋の上階のエアコンの音がゴおおおおーって響いて…」
って。。
「うそやんーーー!ごめんセルジョ!気づかんかった!」
「ううん、でも本当にこのエアコンの音かどうかは分からない…」
って。
わたしは、お客さんが泊まっていないとき、なるべく客室で寝るようにしていました。
ベッドの寝心地とか… 寒くないかな? とか。
例えば前はなかったような近所の騒音とかもあるかもしれへんし…
ちなみにセルジョが言っているエアコンというのは、共有リビングルームのエアコンです。
ゲストが夜に起きてきたり早朝に寒くないよう、夜中もずっとつけていたんです。
でも、そんなエアコンの騒音… 自分で寝ているときにはぜんぜん気づかんかった!!
だからもしかしたらこれが原因じゃないかもしれない…
とりあえずその日は、そのエアコンを夜中消して。
「セルジョ~これで一回寝てみて。」って実験台にされるセルジョ。
「オーライ!やってみよう!」
ということで、気になる翌朝…
「ふぁへーーーー!快適に寝れたぞ!」
「うそーーー!やっぱりこのエアコンやったんや!」
「セルジョありがとう!」
ということで、なんとか最終日に、セルジョは快適な睡眠を手に入れたのでした。笑
ほかにも、あと3つ、気づいたことを言っておくよ~
って色々教えてくれて。
全部、言われたときは「うっ」「おえっ」「聞きたいくないっ」
「セルジョ楽しくなかったかもな~」
ってショックなこともあったけど、
まさかのセルジョ、「でも僕はそれでもここが好きやから、もう1泊延ばしてもいいかな?」
って言ってきてくれたのですー>_<
しかもしかも、
「2月にまた大阪来るからその時の予約を入れておくよー!」とまで。
え、セルジョ… なんだかんだ気に入ってくれてたんやー… (´;ω;`)
と、落ち込んだところからの喜びが待っていたのでした~
さらに言うと、
大阪を出て次は姫路に行ったセルジョ。
急に姫路のとあるゲストハウスのオーナーさんからご連絡があり。
「はじめまして
こちらに泊まられているスイス人のセルジョという兄さんが、あまりにもそちらを絶賛するので、連絡させていただきました」
と!!!!
そんなことってあるのーーー!
もうめちゃくちゃうれしかったです*
ありがとうセルジョ!
おかげでゲストハウス同士のつながりも増えたよ~
っとまあ、わたしはそんな感じでいろいろ感情がアップダウンする日があります。
もちろん、お客さんの意見のその全部をパーフェクトには対応できないけど、
できることはなるべく改善していきたいな~と*
こんかいは、
愛情のあるご指摘に感動した出来事でした…*
ありがとう~~