お店の名前。 決めるのすっごく難しいですよね~ 我が子の名前ですもんね。
わたしはずっとつけたかった名前があったんですが… (英語のいい感じのやつ~) よくよく調べたら、直訳するととんでもない意味になってしまうことが判明し、(笑)さすがにやめました 。
それからは、やっぱり英語がいいな~と思って色々意味合いをなぞって付けてみたり、
そうかと思えば「日本語のシンプルなやつに…」と思って漢字1文字で付けてみたりしたのですが、近くに同じ名前のお店があって諦めたり ^^;
何回もノートに書いてみては消して、を繰り返してたんですが、意味を込めすぎてだんだんしんどくなってきた。
もう難しく考えず、ゲストに覚えてもらいやすい為にもゲストハウスの雰囲気を表すオノマトペをつけるのはどうかな~? ってなったんです。(オノマトペって、日本語の擬音語のことです* サラサラ~とかキラキラ~とか*)
そもそも、ゲストハウスをどんな風にしたいか?それは明確でした*
宿主自身もくつろいでいる、家みたいにボケーっとできる、そんなコージーで温かい場所にしたかったんです。
今回大阪に出すことに決めましたが、大阪って、カラフルで活気に溢れていて、 観光だったら道頓堀や新世界がイメージ強いですよね~どちらかというと、ゆる~いイメージよりかはバタバタと忙しく、賑やかな感じ。
でも、やっぱり大阪であってもどこであってもゆっくりボケーっと過ごしてほしいな~
って。
そして、そんな想いで今回選んだのが、この空堀商店街だったんです。
空堀商店街は大阪城の南に位置し、空襲による被害を受けていない場所のため 、古い建物がいっぱい残っている情緒あふれる場所で、1歩歩けば地元の人のぬくもりが感じられる。でも、新世代のアートやカルチャーも融合している。 そして、なにより時間がゆったり流れる不思議な商店街です。
なのでこの物件を見つけたとき、「ここやったらイメージ通りの宿にできるかも」と感じました。
今流行りのカフェ風ゲストハウスのようなおしゃれさは無いけど、下町のおばあちゃんの家のように、畳の上でボーッとゆったりくつろげるような、そんなゲストハウスにしたいな~

それで、オノマトペにしようとひらめいてから色々とくちずさんでいたとき、
ふと口から出てきたのが「とろとろ」だったんです~ ☀
とろとろって、色んな意味があるけどぜ~んぶわたしのゲストハウスのイメージにぴったり 🌈
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とろとろ 流れるレコードの音に
とろとろ いつの間にか眠ってしまう
途路途路 みんな旅の途中
とろとろ のんびり進みましょう♡
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(⇧無理やりかな?笑)
ということで、色んな思いもありますが、コンセプトはシンプルに「とろとろした時間を過ごせるゲストハウス」です🌈 裏コンセプトは「おばあちゃんち」。
究極いえば、大阪にきても観光せず、この空堀商店街と、とろとろだけで満足してもらえるような…ゲストハウスで1日を過ごしたくなるような…
そんな場所になったら最高です。
のんびり屋さんはよく人から「とろとろするなー」って怒られることがありますがここではあえて、とろとろしてくださいね*
